シンガポールのコロナ状況と今日の自宅筋トレ
今日は5/5。日本ではGW真っ只中ですかね。
外出自粛で不自由でフラストレーションのたまる日々を送られていると思います。
私も家族も完全Work From Home、Learning From Home状態です。
シンガポールでは、ロックダウンと呼ばずCircuit Breakerと呼んでいて、
医療や銀行、食料品などの生活インフラ以外の人の外出を大きく規制しています。
日本と違うのは、シンガポールのロックダウンは非常に合理的に設計されている点です。
私のような生活インフラではない情報サービスに属する会社の場合、
政府からの厳しい要求により完全Work From Homeを強制されていて、
正直仕事していない人も多数いる状態です。
そして、個人の行動も厳しく規制されていて、
もし外出禁止に違反すると私のような外国人の場合、
労働ビザが取り消されてしまいます。
(ちなみに、運動のために外出するのは許可されているので
このブログで書いているランニングは問題ありません)
厳しいロックダウンを実施している一方で、
政府からの要求で休業状態になっているため、
社員・会社への休業補償が極めて大規模かつ効率的に行われています。
具体的には、
ロックダウン中の4月5月は、会社が社員を雇用し給与を払っていると、
支払った給与の75%を政府が会社に支払ってくれます。
(給与上限はたしか4600ドル、日本円で約35万円の75%まで)
しかも会社から何も申請などの手続きをしなくても
政府から会社に自動的に1ヶ月遅れで振り込まれるというもので、
マイナンバー的な管理をしているのだからこそできる、迅速な対応です。
もちろん、人口が少なく裕福な国民・国だからこそできる施策で
借金まみれの日本では絶対にできないものですが、
こんなときでも、巷でよく言われる、
シンガポールの政治経済運営の上手さ
を体感できます。
なお、そんなシンガポールですが、
コロナウイルスの患者数は2万人を超え、
東京都の約半分の人口の国にしては比率的にはとても多くなっています。
ちなみに、今日までの東京都の患者数は4600人だったので
ざっくり10倍の感染率のようです。
これは、シンガポールのような貧富の差が激しい国の影の部分である
肉体労働系の仕事を担う出稼ぎ労働者の寮(Domitoryと呼ぶまさに寮)での
感染が爆発的に広がっていることが原因で、
一般市民の感覚とはかけ離れた状態です。
これもまた、コロナ騒動でより見えてきた、
シンガポールの姿の一つでもあります。
さて、シンガポールの話はこの辺として、
本日のトレーングです。
・バックエクステンション(下部)
・ダンベルデッドロー
・クランチ
・ レッグレイズ
・ダンベルアームカール
・ダンベルスクワット
・ランニング4キロ